2017年10月1日より、
西荻ビール工房の昼間の時間帯に、
BUCKLE COFFEEさんが入ります!
http://www.bucklecoffee.com/
代表の石山さんは、コーヒーの生産地・東ティモールに2年間過ごし、帰国後の2016年に焙煎所をオープンされました。
私能村と石山さんは、共通のお世話になっている方を通じて知り合い意気投合。今回のコラボが実現したのです。
"Craft Coffee & Craft Beer"
西荻ビール工房は、「脱・居酒屋」をテーマに、2015年に5号店として出店しました。
初めて表通りに出た店舗です。通りを歩く、たとえばベビーカーを押して歩いている母親さんにも、気兼ねなく自家製ビールを飲んでもらいたい・・。そんな想いで、カフェ感を強く打ち出しました。カフェが夜しかやってないのは変なので、2016年には営業時間も拡大しました。そして2017年、いよいよ本物のコーヒーがやってきます!
さらに2017年11月には新店舗において
"Craft Meet & Craft Beer"
といった挑戦も待っています。
これからも「街のビール屋さん」を追求していきますよ!!
2017年9月28日木曜日
2017年4月14日金曜日
義援金ご報告(熊本、東日本)
早いもので、熊本地震から一年。2016年4月19日にチーム「人と生きる」炊き出し資金を送金して以降、1年間にわたり募金活動を行ってまいりました。震災直後は現地の事情がわからないため熊本産は遠慮し、かつて熊本みかんが
和歌山へ伝わったという歴史に基づき、和歌山出身の弊社社員が地元から取り寄せたみかんで造った「和歌山産甘夏IPA」などの熊本応援ビールを発売し、1杯につき
50円を義援金といたしました。また店内に設置した募金箱には本当にたくさんのお客さまからの義援金が集まりました。炊き出しが足りていることから、義援金は日本赤十字社へ送ることとし、熊本地震209,843円、東日本大震災53,156円を送金しましたことをここにご報告します。
2017年4月14日
株式会社麦酒企画 代表取締役 能村夏丘
▼熊本地震
▼東日本大震災
2017年2月14日火曜日
狭山産の産直野菜
2014年冬のうち2週間を、オレゴン州ポートランドで過ごしました。
ポートランドは、全米一"街のビール屋さん"が多い街。
過ごした目的は「ポートランドの住民になって、クラフトビールのある生活を暮らしてみる」でした。
けれど今回はビールの話ではありません。
暮らしの中、近所のそこかしこで Farmer's Market という市が頻繁に開催されていました。
Urban Growth Boundary (都市成長限界線) が法律で決められていて、これより外側は開発してはいけないそうです。
それで農業が守られていました。
その外側から農家さんみずから売りに来るのがマーケットです。
☆ ☆ ☆
高円寺麦酒工房を営むなかで自然と地産地消に関心が深まりました。まずは最も近い地元・杉並の野菜を求めました。しかし杉並野菜は収穫量がたいへん少なく、ほとんど流通しません。晴れたら畑の前の小屋にときどき野菜が並んだと思ったら、どこからともなく住民がわぁっと集まってきて、あっという間に売り切れてしまう。農協の直売所ならある程度は揃いますが、そこも住民の方々が行列してやっと買うような感じです。私が行って買えなくはないですけども、お店で必要な量はかなりになるので、全部買い占めるようなことになってしまう。それは良くないような気がして、杉並の次に近い生産地を探し始めました。
練馬区は杉並区より豊かですが、それでも店用に仕入れるには足りません。
武蔵野市、三鷹市もそう。西東京市。東久留米市、東村山市、とだんだん西へ遠のいていきます。
そんなふうに野菜調達で悩んでいたとき、義父が教えてくれたのが、狭山の堀兼という地域でした。車で行ってみると辺り一面見渡す畑、畑・・。
訊くと市場にもどんどん出荷しているそうです。
これなら大丈夫!うちの4つのビール工房の分なんて全く問題なさそうです。
しかしひとつ気になったのが、杉並区民や中野区民が、狭山の野菜をいただくことが地産地消と呼べるのだろうか・・。
そこにポートランドを想い出しました。
Urban Growth Boundary。検索して地図を見つけ、当時滞在した家から境界線までの距離を測ると、だいたい7〜12マイル(≒11〜20km)だった。これより外側に農地があって、農家さんが売りに来ていたんだーー。
この距離は、農家さんが、朝収穫した野菜を、自らマーケットへ売りに来て、日帰りで帰る、のに無理のない距離なのだそうです。
またダウンタウン(中心地)に住む人々が、土を求めて行ける距離なのだそうです。
ポートランドに移住する人の中には、サンフランシスコやロサンゼルスなど巨大都市からも多いそう。
そこになにか人が人として幸せに暮らすのに調度良い規模というもののひとつの答えがあるんだと感じました。
振り返って東京に重ねると、20kmどころではない、どこまで行っても関東一円すみずみまで開発されています。
しかしポートランドと同じくらいの距離感に東京でも産地があるなら、ポートランドに習えば、地産地消なんです。杉並区から半径20kmの円を描いてみました。するとなんと!堀兼が重なったのです。
ポートランドから教わったこと。
都市に住む人々にとって、地産地消とは何か。LOCAL食材とは何か。
私達にとってのLOCAL食材としてーー。胸を張って狭山野菜を産直で仕入れ始めました。
☆ ☆ ☆
この話には続きがあって、
いま「所沢野菜」も仕入開拓中です。
というのは2016年初に新宿区へ出店したことで、消費地と生産地の距離が、少し遠ざかってしまったのです。まぁ、どうしても20km以内でなきゃ絶対ダメというような事ではないですけど、心に引っかかっていました。そうしたら同年末に所沢市へ出店したのを機に、所沢の農家さんと知り合うようになりました。所沢は狭山より東京に近いんです。所沢市にも古くは江戸時代から開墾された「三富(さんとめ)」ほか豊かな農地が広がっていたのですーー。
これからも、所沢狭山を中心に、素敵な農家さん、豊かな産地から、旬で美味しい野菜を、それに合った調理方法で、皆さんにお届けできるよう頑張っていきます。
ありがとうございます。
▼さんとめについて
▼写真はポートランドで立ち寄ったマーケットより
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株式会社麦酒企画
代表取締役 能村 夏丘
Mobile: 070-5585-7401
【萩山事務所】※2016年8月移転しました。
TEL: 042-313-0251 FAX: 042-313-0255
東京都東村山市萩山町3-5-1 〒189-0012
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日本酒をつくります。
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